スパークリングワインに氷を入れるのはアリ?注意点やポイントを解説

「スパークリングワインを冷やすのを忘れていた」
「冷蔵庫のスペースが少なくて冷えたワインを楽しめない」
このようなシーンで考えられるひとつの手段が氷ですが…
ワインに氷を入れるのは邪道かもと思うかもしれません。しかし、実は氷をいれる飲むスパークリングもあります。
一方で、氷が溶けて味は薄まり、炭酸が抜けて美味しく飲めなくなることも。
そこで今回は、氷をいれても味を落とさない方法や氷入りで楽しむスパークリングワインを紹介します。 はずです。
スパークリングワインに氷を入れるのはアリ?
実際に氷を入れてスパークリングワインを楽しむ人もおり珍しいことではありません。
氷の冷たさによって爽やかさが際立つため、よりすっきりとした飲み口に。また、氷を入れるメリットもあります。
冷蔵庫のスペースを確保しなくていい
冷蔵庫で約2~3時間になりますが、氷で冷やして美味しく飲めればスペースの確保は不要です。
冷蔵庫のスペースでスパークリングワインを避けていた人は氷入りで楽しみ方が広がるはずです。
アルコールに強くない人は飲みやすくなる
「お酒は好きだけど強くない」
このような人には
冷たさによって口当たりがよく、マイルドに感じる人も。普段より飲み過ぎないように注意して楽しんでみてください。
せっかくの泡が台無しに!氷入りスパークリングワインの注意点
氷入りスパークリングは、アリ派とナシ派にわかれます。
また、氷を入れ方によっては、スパークリングワイン特徴が失われるため注意点を紹介します。
炭酸が抜けやすい
炭酸飲料全般に共通していますが、氷入りは炭酸が抜けやすいです。
そのためスパークリングワインの特徴である泡を感じられなくなることも……
氷のサイズに注意する
スパークリングワインは、炭酸が抜けにくい細長いグラスで飲むのが楽しみ方のひとつ。
せっかく氷を用意したけど、サイズによっては「氷がグラスにはいらない」ため、 必要があります。
上記の注意点を踏まえた上で、氷入りスパークリングワインを美味しく飲むコツを紹介します。
氷入りスパークリングワインを美味しく飲む方法
スパークリングワインに氷を入れて、より美味しく飲む方法を2つご紹介します。
溶けにくい氷を使用する
また球体の丸い氷は表面積が少なく溶けにくいため、製氷機(アイスボール)が販売されています。
不純物を取り除くには、水道水を沸騰させて製氷中に一部の水を捨てる方法があります。
専用の製氷機もあるので検討してみてください。
溶けない氷のアイスキューブ
繰り返しつかえる
氷と違って溶けないため、ワインが薄まることがなく、また繰り返し使用できるのが魅力です。
ただ氷ほどは冷えず、お手入れも必要に。
ステンレスや天然石、プラスチックなど素材によって違いがあります。
常温のスパークリングを冷やす効果はイマイチですが、温度をキープするのに最適です。
氷の代用になる凍らせたフルーツやアイスキャンディ
季節の旬のフルーツを使えば新しい味わいの発見に!
に使う方法があります。 これこそ邪道と思う人もいますが、ワインは自由に楽しんでOK。見た目もオシャレで、スパークリングワインの楽しみ方が増えるので、ぜひ挑戦してみてください。
氷を入れるのに適したシーンを選ぶのがポイント
スパークリングワインに氷を入れる際は、適したシーン選びもポイントになります。
氷は少人数でスパークリングワインを飲む機会におすすめ
氷入りスパークリングのデメリットは氷が溶けること。 そのためパーティーには不向きで少人数や1人で飲むシーンに適しています。
氷が溶けると味も炭酸も薄まるので、比較的グイグイと飲めるシーンにオススメです。
氷入りで美味しいスパークリングを選ぶ
同じスパークリングでも氷をいれて楽しむワインがあります。
冷やすのが面倒だったり、冷えたワインが好きな方は常備しておくと便利です。
氷を入れても美味しいおすすめのスパークリングワイン5選
それでは、実際に氷を入れても美味しいスパークリングワインを紹介します。
フレシネ・アイスキュヴェ
スペイン産のスパークリングワインの代表格カヴァ。
爽やかでフルーティ、甘めの味わい。ミントやフルーツとも相性が良く、自由なスタイルで楽しみたい方におすすめのスパークリングワインです。
ミオネット ヴァルドッビアーデネ DOCG プロセッコ スペリオーレ エクストラドライ
イタリアのスパークリングワインであるプロセッコの一種ミオネット。
フルーティーな味わいと華やかな香りが特徴で、氷を加えることで、より軽やかで飲みやすい味わいに。コスパのよさからデイリーワインにぜひ!
アイス・アンペリアル ロゼ
氷を入れて飲むことを前提に造られたロゼワインです。
カクテルを楽しむような甘さと爽やかさの両立が魅力のシャンパーニュ。氷が溶けることでより楽しめるように造られた人気のスパークリングワインです。
マルティーニ アスティ アイス
氷を入れて飲むことを前提にして造られたスパークリングワインです。
爽やかでフルーティな味わいが特徴で、果実の風味を強く感じられます。アルコール度数も低めで手ごろ価格は、デイリーワインにぴったりです。
J・P・シェネ アイス エディション
白とロゼの2種類がある甘口スパークリングワインです。
すっきりとした飲み口とフレッシュな柑橘類の香りが魅力。甘味料を加える工程が省略されているため、ドライな味わいが好みの方に。独特のデザインがオシャレなボトルも必見です。
まとめ
氷を入れるデメリットは薄まったり、炭酸が抜けること。
溶けにくい氷やアイスキューブ、フルーツを入れて楽しんだり、氷をいれても美味しいスパークリングなら楽しみはより広がります。
氷入りスパークリングワインは人によって肯定派と否定派にわかれるので、まずは試してみて美味しくないと思ったら、ワインクーラーもオススメです。