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ワインを美味しく味わえる適量とは?注ぐ量や飲む量の目安を解説

ワインを美味しく味わえる適量とは?注ぐ量や飲む量の目安を解説

ワインをより楽しむなら、注ぐ量や飲む量の「適量」を知るのがひとつのポイントです。
グラスにワインを注ぐ量で香りが変化したり、1日の適量を知ることで長くワインを楽しんでいただけます。

本記事では、ワインの注ぐ量や飲む量などの適量について解説します。

ワインは注ぐ量で味わいや香りが変わる

ワインはグラスに注ぐ量で味わいや香りが変化する繊細な飲みもの
ワイン本来の味を引き出すためには、注ぐ量についての理解を深めることも重要です。

注ぐ量によってワインが変化する理由

ワイングラスはワインの香りを溜めやすい構造をしています。
注ぐ量が多すぎると香りが外に逃げるため、ワイングラスの空間に余裕を持たせる量で止めるのがポイントです。

MEMO

ゆっくりと慎重にワイングラスに注ぐのがワインの味わいと香りを残すコツです。

「スワリング」でワインの香りを引き出す

スワリングとはワイングラスを手元で回すこと。
グラスに注いだワインが空気にふれることで酸化し、香りが引き立ち渋みが和らぎます。とくに赤ワインに変化を感じやすく、渋みを感じたら試してみてください。

スワリングする際に、グラスに注ぐ量が多いと、こぼれたり回しづらいため、ワインを注ぐ量の調整は重要です。

Check!!

グラスを持ちながらのスワリングは難しいため、最初はテーブルに置きながらがおすすめです。

ワインに合わせたグラスを使用する

ワインの味をより深く楽しむなら、ぜひワイングラスにもこだわってみてください。
グラスの形状や質次第で、ワインの味わいや香りが変わります。グラスにもこだわるると、ワインの魅力をしっかりと味わうキッカケに!

MEMO

赤ワインなら大きめ、白ワインはやや小ぶり、スパークリングワインなら細長い形(フルートグラス)がいいとされています。

ワインをグラスに注ぐ適切な量とは?

適量と言われても、どれぐらいの量をグラスに注げばいいかわからないですよね。
明確な基準はありませんが、赤ワインは120ml~150ml、白ワインは90ml程度が良いと定めているワイングラス製造会社もあります。

レストラン基準なら125ml

レストランでは、ワインボトル1本を基準にグラス6杯分になるよう調整して注ぐのが一般的です。

世界基準でワインボトルは1本750ml。
6杯分のため[750ml÷6杯]で125mlが目安となります。

ワイングラスの1/3程度の量

ワインをグラスに注ぐ適量は125mlとされています。
毎回、正確に測るのは面倒なら、ワイングラスの1/3程度を目安にすればOK。グラスの1/3程度ならワインの風味と香りをしっかりと楽しめます。

Check!!

多少量が増減しても神経質になる必要はなし。毎回同じグラスを使うなら初回だけキッチンスケールに測れば目安量を把握しやすいです。

スパークリングワインはフルートグラスで約6~7割が適量

スパークリングワインは発泡性のあるワインです。
細長いグラス(フルートグラス)ならグラスの6~7割程度が適量。またスワリングは炭酸が抜けるため基本NGです。

MEMO

スパークリングワインは注ぐときに泡立つため、ゆっくり注ぐか2回に分ければ、キレイに注げます。

ワインを上手に注ぐ方法

ワインを上手に注ぐには、いくつかポイントがあります。
ワイングラスに注ぐのが難しいと感じたら参考にしてみてください。

ワインはゆっくりと注ぐのがポイント

基本的にゆっくりと音を立てないように注ぐのがポイント
適量が調整しやすく、ボトルを傾けすぎずに細くワインを注ぐのがコツ。最後はワインボトルの口を若干上に向けつつ、捻りながら縦にするとこぼさずに注ぎ切れます。

最初は両手でワインを持ちながら注ぐ

ソムリエや慣れている人はワインを片手で注ぎます。
しかし慣れていないうちはボトルを落としかねないので避けた方が無難。両手でボトルを持ち、適量を注ぐ練習からはじめましょう

Check!!

慣れてきたら少しずつ片手で格好良く注ぐ練習を。友人や親戚の集まりで、片手で注げば「慣れてるな~」や「かっこいい」と思われます!

ワインは継ぎ足してもよい?

結論からいえば「どっちでもいい」です。
イギリスでは、グラスが空になってから継ぎ足すのが一般的。一方フランスは、中身が少なくなった段階で継ぎ足す人が多いです。

日本ではワインの継ぎ足しに関する明確なルールはありません

MEMO

グラスに残っている段階で継ぎ足しても問題はなく、継ぎ足しの際にも適量を守り、注ぎすぎないように注意しましょう。

男性なら慣れたら積極的にワインを注ごう

ワインを注ぐ順番のマナーは人によっていうことはバラバラです。
女性からという人もいれば、上司や年長者からという人も……つまり人によってマナーは変わります。

またヨーロッパでは女性にワインボトルは触れさせない文化があります。
もしレストランならお店の人に任せればOK。あなたが男性であれば「レディーファーストで」と言いながら、女性から注げば波風もたちにくいはずです。

ワインを飲む際の適量とは

ワインライフを長く楽しむためには、1日の飲む適量も把握しておくのがおすすめです。
以下では厚生労働省のデータ(※)を参考に、ワインを飲むときの適量を解説します。

※出典:アルコール | 厚生労働省

ワインの1日における適量は約20g

厚生労働省は「節度ある適度な飲酒」として、1日の純アルコール摂取量を「20g」までと定めています。

ワインの純アルコール量は120mlあたり12gです。
そのため目安の飲酒量としては、1日1.5杯程度が目安となります。

アルコールの強さでワインの適量は変化する

1日の適量はあくまでも目安です。
また一般的に女性は男性よりも肝臓が小さく血液量も少ないため、アルコール血中濃度が高くなりやすい傾向にあります。

飲みきれない場合は?

デイリーワインなら1日で飲みきれなくても問題ありません。
デリケートなため一度開けたら翌日は飲めないと思うかもしれませんが、赤ワインや白ワインは翌日でも問題なく飲めます

おすすめはストッパーです。
とくにスパークリングワインは炭酸が抜けるためシャンパンストッパーがおると翌日でも美味しくいただけます。

まとめ

注ぐ量で香りや味わいが変化するのはワインの奥深さを感じますよね。
ワインの注ぐ量を変えたり、グラスの形状を変えて香りや味わいを飲み比べるのもおすすめです。

週に1~2日程度は休肝日を設けることで、長くワインライフを楽しんでみてください。