事前準備が大事!スパークリングワインの開け方の3つの手順

スパークリングワインは発泡性のワインです。
ガス圧でコルクが飛ばないようにコルクとワイヤーで固定されており、 人もいるかもしれません。
そこで本記事では、スパークリングワインの開け方を解説します。
実は開ける前の事前準備も大切。開栓後の保存方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
スパークリングワインの特徴
スパークリングワインとは、
すっきりとした喉越しによる飲みやすさが魅力で、ワイン初心者でも親しみやすい魅力があります。
結婚式などの乾杯酒として人気のシャンパンもスパークリングワインの一種。基本は白ワインですが、赤やロゼのスパークリングワインもあります。
スパークリングワインを開ける前の準備も重要
スパークリングワインは飲み方を間違えると非常にもったいないです。
まずはスパークリングワインを最大限楽しむために、開ける前の準備を簡単に紹介します。
しっかりと冷やす
甘口と辛口によって若干異なり、辛口なら6~8℃で、甘口なら4℃ぐらいが目安。スパークリングワインを開ける3~4時間前までに冷蔵庫へ入れるのがおすすめです。
冷えていると開けた際に吹きこぼれにくくなるメリットもあります。
できるだけ衝撃や振動を与えない
スパークリングワインの開栓前は衝撃や振動に注意!
炭酸ですから吹きこぼれる可能性があるため、丁寧に取り扱いましょう。
もし衝撃や振動を与えてしまったときには、通常よりも長く冷やすと吹きこぼれにくくなります。
タオルを用意する
スパークリングワインを開けるときに
ボトル全体を覆うくらいの大きさを目安にタオルを被せれば、急にコルクが飛び出しても安全。タオルの他にクロスやふきんでも問題ありません。
開栓前は周りに危険物がないか、ボトルが人の方向に向いていないか注意しましょう。
スパークリングワインの開け方は手順が重要
スパークリングワインの開栓は
以下の手順に沿ってスパークリングワインを開けてみてください。
1. シールを外してタオルをかける
まずコルクを包んでいるキャップシールを外します。
キャップシールの切れ込みを手でつまんでシールを外し、コルクとワイヤーを露出させたら、上からタオルをかけます。
2. ふきんの上から針金を外す
ふきんをかけたままボトルに巻き付いている針金ワイヤーを緩めます。
針金ワイヤーの輪部分を指でつまみ、くるくると回すと簡単に外せます。ただし針金を外すとき、コルクが急に飛び出す可能性があるため注意しましょう。
コルクを親指で上から押さえこみ、ワイヤーを触っていない方の指でしっかりとボトルを固定するのがポイントです。
3. ボトルを回してコルクを外す
ワイヤーを緩めたら、ふきんをしたままコルクを押さえます。
ボトルの底の部分を持ち、ゆっくりと回すことでガス圧によってコルクが上がってきます。あとは音を立ててコルクが取れるまで、焦らずゆっくりがポイントです。
スパークリングワインを上手に開けるコツ
スパークリングワインを開けるコツを解説します。
開栓したことがなかったり、上手に開けられなかった方は、ぜひ参考にしてください。
丁寧にゆっくりと開ける
慌ててワイヤーを緩めたりボトルを素早く回すと吹き出す原因に。慌てずゆっくりを意識してみてください。
コルクを傾けて隙間から炭酸を外に出す
コルクが緩んできたら
傾けることで空気が触れ泡の発生を抑えられます。炭酸の圧を逃すとコルクが外れるタイミングで音が鳴っても、コルクが飛び出す危険を防げられます。
これだけは守る!注ぎ口を人のいる方に向けない
スパークリングワインを開けるときは注ぎ口を人に向けないように!
コルクが勢いよく飛び出したら怪我の可能性も。また窓ガラスや電球など割れ物がある方向にも向けないように注意しましょう。
人のいない壁やソファなどに向けて開けると万が一のときも安心です。
とくに子どもがいたり、パーティーで人が多く集まっているシーンでは注意してください。
スパークリングワインの開栓後の保存方法
スパークリングワインを開けたけど飲み切れないことも。
発泡性で炭酸が抜けるため、基本的に飲み切るのが理想ですが、開栓後の保存方法を紹介します。
冷蔵庫の野菜室など暗くて涼しい場所に保存する
開封後のスパークリングワインは、
低温であれば泡がワインの中に溶けるため、炭酸が抜けにくいです。野菜のにおいがコルクに移らないように、ラップや新聞紙でボトル自体を包むのがおすすめです。
直接日光に当たってしまうと、劣化するためバーベキューなど外で開けるなら飲み切りましょう。
シャンパンストッパーを利用する
保存方法でもっともおすすめはシャンパンストッパー。
専用のアクセサリーで炭酸が抜けにくくなるため、より長く泡を味わえます。
数千円から購入できて3日程度なら泡もでます。
スパークリングワインを日常的に飲まれるなら、ぜひ検討してみてください。
まとめ
- スパークリングワインの開栓前はしっかり冷やす
- 美味しくいただける温度は辛口は6~8℃で甘口なら4℃が目安
- 冷やすことで拭きこぼれにくくなるメリットがある
- 開栓時は絶対にボトルの注ぎ口を人に向けない
- 3つの手順を守って開栓する、ポイントは焦らずゆっくり
- 飲みきれなければシャンパンストッパーがあると便利
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