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冷やして美味しい赤ワインで、真夏の夜に最高の一杯を。

冷やして美味しい赤ワインで、真夏の夜に最高の一杯を。

一般的に赤ワインは常温でいただくイメージが強いと思います。
汗がとまならない夏なら赤ワインを冷やして飲もうかなと思っても「赤ワイン=常温」のイメージがあり躊躇してしまう人もいるのではないでしょうか?

なんとなく邪道と思ってしまう人もいるかもしれませんが…
実は欧米ではチルド・レッドという赤ワインをキンキンに冷やした飲み方があります。また、常温といっても夏と冬で温度は異なりますし、冷やした方が美味しく感じる赤ワインもあります。

そこで今回は冷やして飲む赤ワインを紹介!
赤ワインの適正温度や冷やして飲むと美味しい赤ワインなど、ぜひ試してみてください。

「赤ワインは常温」は間違い?

「赤ワインを美味しく飲むなら常温」

この考え方は基本的に間違っていませんが、常温とは何度ぐらいをイメージしますか?

当然、季節によって常温は変わりますよね。
厚生労働省の「常温保存可能品に関する運用上の注意」では、外の気温を超えない程度の温度とされています。

日本の高温多湿な気候で赤ワイン=常温は間違い

真夏に外で飲むワイン

ワインの本場であるフランス。
日中は暑いものの朝晩は涼しかったり、肌寒い日もあるほど。常温で美味しく赤ワインが飲める気温である一方で、日本の夏はどうでしょうか?

高温多湿で蒸し暑いですよね。
猛暑日だと常温の赤ワインは味がぼやけてしまいがち。日本でワインを常温で楽しめる季節は、秋から春の比較的涼しい期間です。

MEMO

とくに近年は暑さが厳しいと感じている人は多いはず!
2023年は猛暑日が統計開始(1898年)以降で最も高くなったそうです。

赤ワインが美味しく飲める温度

ワインを注ぐ

赤ワインの飲み頃の温度は14度~20度といわれています。
しかし実は、フルボディやライトボディなど味わいによって適温は異なります。

目安

フルボディ(重口) 16~20℃
ミディアムボディ(中口) 13~16℃
ライトボディ(軽口) 10~14℃

とくに気をつけたいのがフルボディの赤です。
冷やしすぎると熟成したワインならではの複雑な香りや繊細さが失われ「えぐみ」や「苦味」を感じます。

Check!!

ロゼやスパークリングは冷やして飲むと美味しいワインです。
白ワインの適正温度も赤ワインよりやや低め。どのワインも辛口よりも甘口はやや冷やした方が美味しいといわれています。

冷やす赤ワインの向き不向き

赤ワインのテイスティング

赤ワインを冷やすのに適しているのはナチュラルワインなど軽めの口当たりのもの
ほんのり甘味のあるタイプは、冷やすとすっきりとした印象の口当たりに。反対に、重厚で渋みが強くタンニンの多いワインは不向きです。

フルボディの赤ワインはアルコール度数が高く濃い色が特徴。
また原材料のブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーの割合を参考にしてみてください。

赤ワインを冷やす方法

ワインを好みの温度にすることは意外と難しいですよね。
以下ではワインセラー以外の方法で赤ワインの冷やし方を紹介します。

冷蔵庫で30分~50分冷やす

冷蔵庫に入れたワイン

もっとも手軽なのは冷蔵庫で冷やすこと。
赤ワインを飲む前の30分~50分ほど冷蔵庫に入れておくと、丁度よい温度で赤ワインを楽しめるはずです。

急いで冷やすならワインクーラー

氷たっぷりのワインクーラー

急いで冷やしたいならワインクーラーが早いです。
氷水をの中にワインボトルを入れると1分間で約1℃温度が下がるといわれているので、5分~10分が目安の時間です。

冷やしすぎたときはデキャンタージュ

デキャンタ

「赤ワインを冷やしすぎてしまった!」

こんなときは「デキャンタージュ」という方法があります。
デキャンタというガラス容器にワインを移し替えることで、ワインの温度を2℃ほど上げることが可能です。

ちなみに、ワインの温度変化は23℃の室温の部屋で15分ほど置けば1℃上がり、グラスに注げば1℃上がるといわれています

MEMO

デキャンタージュの目的は、浮遊物や沈殿物を取り除いたり、味をまろやかにすることです。

赤ワインで注目の飲み方「チルド・レッド」

赤ワインの注目の飲み方として「チルド・レッド(Chilled Red)」があります。

チルド・レッドとは?

チルドレッドで乾杯

名前の「チルド(Chilled)」のとおり、冷やした赤ワインのことです。
キンキンに冷やして飲むところが、通常のワインとは異なる飲み方。3~7℃と低めに冷やすのがポイントで、夏場はビールのようにひんやりとしたのど越しで、ワインの異なった味わいを感じられます。

チルド・レッドに向いているワイン

ワインクーラーに入っているワイン

熟成された赤ワインは不向きです。
チルドレッドに向いているのはフレッシュな味わいの甘口ワインや酸味が強くて果実味が豊かなワイン、熟成年度が浅く若いワインです。

その他に微発泡の赤ワインも◎
発泡性の赤ワインならスパークリングと同じように冷やして飲むと美味しいと感じる人が多いと思います。

Check!!

高級なワインよりも二千円ぐらいまでの赤ワインが冷やして飲むのに向いています。

まとめ

  • フルボディは16~20℃、ミディアムボディは13~16℃、ライトボディは10~14℃が適温
  • 日本の夏は高温多湿でヨーロッパの常温と温度が異なる
  • 日本でワインを常温で楽しめる季節は秋から春の比較的涼しい期間
  • 赤ワイン冷やす方法は冷蔵庫とワインクーラーがある
  • 海外ではチルド・レッド」というワインを冷やして飲む楽しみ方が注目されている
  • 軽めの赤ワインなら冷やして飲むのに向いている
  • タンニンがある重厚なワインは冷やして飲むのに不向き

赤ワインは温度管理が重要で温度で味わいが大きく変わります。
ぜひ、今年の夏は冷やした赤ワインに挑戦してみてください。もちろん味の感じ方は人それぞれなので、まずは千円前後の赤ワインから試してみるのがおすすめです。