ボルドーワインの当たり年はいつ?当たり年の一覧と勘違いしやすいワイン業界のヴィンテージの意味

ワインの原材料となるブドウは、その年の天候によって出来や収穫量は異なります。
ワインの味わいに影響するため、同じワインでも 、5大シャトーの中にはワイン1本で車が買えるワインも。
今回は世界的な産地のボルドーワインの当たり年を紹介します。
ボルドーワインの当たり年を一覧で紹介
します。
- 2000年
- 2005年
- 2009年
- 2010年
- 2015年
- 2016年
以下の年代も比較的いい年代といえます。
- 2001年
- 2003年
- 2006年
- 2008年
- 2012年
- 2014年
- 2017年
当たり年は地域により異なっており、たとえば同じボルドーでも左岸(メドック、グラーヴ地区など)と右岸(サンテミリオン、ポムロールなど)があります。
ワインの「当たり年」と「ヴィンテージ」の意味
当たり年と同じでよく使われる言葉のヴィンテージ。
装飾品や家具などにも使用されますが、 をもちます。
ワイン業界では[ヴィンテージ=年代]のこと
ヴィンテージと聞くと歴史があると思うかもしれません。
しかし、ワイン業界でいうヴィンテージはワインの原料となる「ブドウが収穫された年代」を指す言葉です。
ワインの当たり年に該当する年代は、「グレートヴィンテージ」と呼ばれ、高い評価を得る要因となります。逆にブドウがしっかりと熟さなかった年代は「オフヴィンテージ」と呼ばれます。
ブドウが良くできたヴィンテージのワインは当たり年と呼ばれる
原料のブドウ収穫年でヴィンテージが設定されます。
年代によって同じワイナリーのワインでも価格は数十万単位で変動することも。そのため のひとつです。
ちなみに、ワインによってはラベルにブドウの収穫年が記載しています。
EC加盟国では収穫年のブドウを85%以上使っていないとヴィンテージ表記ができません。
またヴィンテージは任意表示のため、必ず表記されているわけではありません。
オフヴィンテージのボルドーワインも十分に美味しい
「当たり年ではないボルドーワイン=美味しくない」
このような考え方は間違いです。
当たり年ではないワインをオフヴィンテージといいますが、オフヴィンテージでも美味しく飲めるボルドーワインは多数あります。
オフヴィンテージは味が悪いという意味では使われません。
だけで、過度に当たり年を意識しなくても美味しいボルドーワインを楽しめます。
ボルドーワインについて
ボルドーワインとは、名前の通りフランスの「ボルドー地方」で生産されるワインのことです。
のが特徴のひとつで、たとえば赤ワインならカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、カベルネ・フランなどをブレンドして作られています。
アッサンブラージュは生産者の技術によって味が変化するため、同じ銘柄でも毎年微妙に違った風味を楽しめることもあります。
5大シャトーに代表されるボルドーの格付け
ボルドー地方では公式に格付けがされます。
格付けは第1級から第5級まであり、ラフィットやムートンなど 。決して安くはありませんが、セカンドラベルなら手の届く価格なので、特別な日におすすめです。
ボルドーワインの格付けは地区ごとに実施され、メドック、グラーヴ、クリュ・ブルジョワ、サン・テミリオンがそれぞれ認定を実施しています。
ボルドーワインなら千円以上からがおすすめ
また5大シャトーに代表されるように格式が高く「高いワイン」という印象の人もいるかもしれません。
しかしデイリーワインにぴったりの価格帯のボルドーワインも少なくありません。
千円以下のワインもありますが、タンニンや濃厚さなどボルドーらしいワインなら千円以上がおすすめです。
価格が高いボルドーワインは強いタンニンと複雑な味わいで長期熟成に向くワインが多いです。
一方で、手に取りやすい価格のボルドーワインは、ほどよいタンニンのワインが多い傾向があります。
まとめ
ボルドーワインは世界的にも高い評価を受けるワイン。
その中でも当たり年は高値で取引きされることもあるので、特別な記念日用や贈り物としても最適です。
もちろん当たり年でなくても美味しいワインはあるので、さまざまな年代のボルドーワインを楽しんでみてください。