ロッカ・デイ・モリサレント・ビアンコ・エレナ 750ml[常温/冷蔵]【3～4営業日以内に出荷】[W] イタリア白ワイン

「良いワインを造ることも重要だが、人の記憶に残るワインが造りたい」と考えたことがきっかけで出来たワインです。グリッロはマルサラに使う品種で、現在シチリアの地葡萄のように言われていますが、元々はプーリアの品種です。エノログのマッシミリアーノが好きな品種です。畑は、石灰質構造で、いくつかの領域を除いてほとんどが岩で、石の層と白亜質の斜面で構成されています。仕立てはギヨーです。春と夏は非常に乾燥しており、冬は穏やかです。収穫時の選別がとても大事です。すべての品種は一緒に樽発酵、樽熟成させます。樽は、ヴェネト北部のコネリアーノの樽会社製の、スラヴォニア産のアカシアを使ったバリック（新樽、1年使用樽）です。12ヶ月樽熟成した後は、ろ過せずすぐに瓶詰めします。アカシアの樽を使うのは、アグレッシブになりすぎない、樽の香りが付き過ぎないからです。ソフトでエレガントなスタイルに仕上がります。グリーンがかったイエロー。黄桃のシロップ漬け、バニラの香り。丸みのある果実感があり、レモンのようなしっかりとした酸、僅かにタンニンを感じます。「きれいな酸のニュアンスを出したいので、15～16度が一番いい温度。冷やし過ぎないことが大切」とマッシミリアーノは話していました。

■生産者情報

「土着品種の宝庫」
土着品種のプリミティーヴィ、ネグロアマーロ、マルヴァジア・ネーラなどを使用しています。それ以外の土着品種の復活にも力を入れています。仕立ては「アルベッロ・プリエーゼ」という伝統的な方法を使用していて、収量は低くなりますが、品質の良い葡萄が取れます。

「100年前からの伝統的な赤ワイン造り」
12,500Lのスラヴォニアンオークの大樽で発酵。醸しは、平均7日間のところ、30～45日と非常に長く行っています。熟成は、バリックで6ヶ月から24ヶ月（ワインによって異なる）。その後、ブレンドして5,500Lの大樽で寝かせ、落ち着かせます。バリックでの熟成期間が長い程、大樽でゆっくり休ませる必要があります。清澄もせず、ろ過もしません。さらに最低6ヶ月瓶熟させます。小さな容積で固まるので、より集約し、風味が発達して、タンニンも柔らかくなります。

「品質の良い年だけ、ロッカ・デイ・モリで瓶詰め」
ロッカ・デイ・モリのワインは毎年造られているわけではありません。基準に満たないと判断した年は、格下げして、別ラベルで販売します。「最高品質のコルクを使用」･･ボトルでの長い熟成を想定しているため、最高品質のコルクを使用しています。このコルクは通常よりも5倍の値段がしますが、コルク臭の問題が発生することはありません。

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