1000年以上の歴史を持つトスカーナの世界的生産者 フレスコバルディ
「ささやき」を意味する名前 爽やかな風に育まれたワイン
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フレスコバルディ モルモレート Frescobaldi Mormoreto
フランス品種にサンジョヴェーゼを加えトスカーナらしさを
キアンティ・ルフィナ地区ニポッツァーノ城でフレスコバルディが手掛けるTOPワインです。1855年、フレスコバルディ家の祖先であるヴィットリオが、ブドウ作りを学んでいたフランスはブルゴーニュ地方からトスカーナに帰ってきました。そして、彼はニポッツァーノにフランスから持ち帰ったカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、プティ・ヴェルドを植えました。現代の“スーパータスカン”が誕生する100年以上昔に、彼は、ニポッツァーノのテロワールのポテンシャルを見抜き、特別で格別なワインが造れると確信していたのです。2013年ヴィンテージからは、メルローに代わりサンジョヴェーゼを加えることで、よりトスカーナらしさを表現しています。モルモレートとは「ささやき」を意味します。モルモレートの畑には非常に良い風が通り抜け、葉と葉が触れ合う音がまるで「ささやき」のように聞こえるため、この名が付けられました。
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濃厚な色合いながら、フローラルな香りとフレッシュな味わい 濃厚なガーネット色をしており、その外観からすぐに偉大なワインであることが見て取れます。ジャスミンとベルガモットの深みのあるフローラルな素晴らしい香りから始まり、完熟果実やラズベリー、ブラックベリーの香りと柑橘のニュアンスが魅惑的に広がります。最後にほのかに香る紅茶とバニラの魅力的なスパイシー香により、複雑性が一層引き出されています。 口に含むと、香りと同じようにフローラルでフルーティーな濃厚さが感じられます。ワインのストラクチャは調和良く広がっていき、非常に繊細で心地よいタンニンは、余韻の長いフィニッシュを際立たせます。モルモレートは、繊細さと調和の良さ、驚くほどの長命さを表現する躍動感あふれるワインです。 品種ごとに別々に醸造。35℃に保たれたステンレスタンクで15日間の発酵の後、果皮とともに20日間マセレーション、マロラクティック発酵を行います。オークのバリックで24ヶ月熟成(一部新樽、残りは2年目の樽を使用)、瓶内熟成は6ヶ月間。 |
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受賞・高評価獲得歴(獲得ヴィンテージ) ・ガンベロロッソ トレビッキエリ(1997, 1999, 2001, 2005) ・BIBENDA 5Grappoli (2006) ・パーカーポイント 91P (2010, 2013) ・ワインスペクテイター 90P (2003, 2007, 2010, 2011), 92P (2005, 2015) 93P (2009, 2012), 94P(2004)
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フレスコバルディ Frescobaldi
フレスコバルディ家とトスカーナとの深い繋がり
フレスコバルディ家の歴史は1000年以上前に遡り、常にトスカーナの歴史と深い繋がりがあります。フィレンツェが最盛期を迎えていた中世の時代に、フレスコバルディ家は英国王室の財務管理を担っており、銀行家として影響力を強めていきました。その後まもなく、ルネッサンスの開花とともにサンタ・トリニタ橋やサント・スピリト大聖堂の建設など重要なプロジェクトや芸術家たちの支援者となります。 |
ガンベロロッソにて2500ものワイナリーの頂点に選出 ワイン造りの歴史は700年以上あり、キアンティ・ルフィナのニポッツァーノ、白ワインの銘醸地ポミーノ、モンタルチーノのカステルジョコンド、モンテスペルトリのカスティリオーニ、キャンティ・クラッシコのペラーノ、マレンマのアンミラーリア、シエチのレモーレ、これらフレスコバルディブランド傘下の7つのエステートに加え、世界的に有名で評価の高いボルゲリのマッセートやオルネッライア、モンタルチーノのルーチェ、更にはゴルゴーナ島の刑務所でのワイン造り。そして中世から続く芸術家の保護(パトロナージュ)やチャリティ活動、それら全てが、イタリアワインの最も古く、最も重要な生産者の一つであるフレスコバルディを構成する要素です。
フレスコバルディは、各エステートのそれぞれのテロワールを表現し、その土地を代表するワインを、環境を保護しながら大切に丁寧に造り、そしてトスカーナの文化とその各地の多様性を、ワインや、特別なプロジェクトを通じて発信し、世界に伝えていくことを使命としています。
2020年度、ガンベロロッソのワインガイドにて、イタリア約2500を超えるワイナリーの中から頂点に選ばれたフレスコバルディ社。世界で最も有名なイタリアの生産者の一つである彼らが、また一つ、名誉ある賞を受賞しました。 |
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