有機ワインコンクール連覇 完全有機栽培のワイナリー
ラ・マンチャ地方のクエンカ所在。標高750メートルという高地に110ヘクタールもの広大なブドウ畑を所有し、有機栽培とビオディナミを実践しています。もともとは栽培農家でしたが、2006年、4代目にあたる若い兄妹(兄:CEO、妹:醸造家)がワイナリーを立ち上げました。有機栽培でクオリティワインを造ることを目指し、全ての畑で自然な農法を実践。非常にコストパフォーマンスの高いワインを造り出しています。
■生産者情報
4代目で、“完全有機栽培のワイナリー”という大きな夢を実現させた若い兄妹。
兄ヘスース・フェルナンデス氏は、MBAを取得した後長くファイナンスとマーケティングの分野で活躍。その後、ワインへの情熱を元に実家の畑をワイナリーにする夢を実現させました。現在は、オーナーとして世界を飛び回る日々です。妹ルース・フェルナンデス氏は、醸造家とブドウ栽培を修めた後、兄のワイナリーに参加。ワイン造りを行っています。
ワイナリーのモットーは「地域の個性とコストパフォーマンスを備えたワインを、ビオディナミ農法によって消費者に届けること」。ビオディナミやビオロジックを実践するのは、香りや繊細な口当たりといったワインの美点だけでなく、農薬を使わない自然で健全な方法でワイン造りを行いたい、という思いがあるからです。これは私たちの農業全般に対する心構えで、もっと先を見据えた考えでもあります。自然に適切に手を加えることで、質の高いブドウを収穫する、醸造過程においても環境を汚染しないように配慮する、といった未来へ続くワイン造りを基本としています。 |